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料理は見た目も重要になる

食のマエストロもいれば、フードコーディネーターもいます。食欲不振や食が細い人に対しては、胃腸に優しい料理や回復食などを提供するでしょう。しかし、料理は見た目もポイントです。もちろん、最終的には味ですが、その手前の気持ちに応えることが大事になります。何よりもまず、「美味しそう」に見せることでしょう。最近では、写真から香ばしい香りや、甘い香りが伝わることもありますが、料理の質感を伝えることが必要になります。加工技術も進んでいますが、料理写真に限っては、見た目に忠実な写真が好まれる傾向にあることを、フードコーディネーターもおっしゃっています。見た目と違う印象になると食欲は失せてしまうこともありますから、食欲不振な人や食が細い人との外食では、メニューの写真に着目してみるのもポイントかもしれません。カレーにサラダ、小鉢などのワンプレート料理、食材の色を映えさせる白い食器が使われていて、黄色味を乗せることで、ご飯のワンプレート料理を美味しそうに見せる工夫は可能です。

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